医師が生涯の内に転職する平均回数

医師も、転職と全く無関係な職種というわけではありません。
転職する人は何度もそれを繰り返しますし、もちろん全くしない医師もいるでしょう。
平均的な回数を割り出すのは非常に難しいのですが、ある調査では平均で4回ほどは転職するというデータも出ています。
一方で、医師全体の半分近くは転職をしたことがないと答えている調査もあることから、こうしたさまざまな情報を総合すると、おそらく平均的な回数は2〜3回となるのではないでしょうか。

1回から2回程度の転職であれば決して珍しくはありません。
しかも、この数は徐々に増えてきています。
また、今後はさらに増えるとも予想されるでしょう。

では、医師はどのくらい転職しても平気なのでしょうか。
誰の目線で「平気である」とするのかも考えなければいけませんが、ここでは医療施設側の目線で見た時に大丈夫かどうかを考えてみます。
おそらくこの視点が、医師の転職の最も重要なポイントとなるはずです。

医療施設側が持つ転職回数のイメージ

医療施設側としても、幾つかの意見があるようです。
転職する医師に対して好印象を抱くところもあれば、逆に、悪いイメージを持つ人事担当者も少なくありません。

4回や5回と転職回数が多くなると、それに比例するように徐々に悪いイメージが強くなる傾向が、やはり医療施設側にはあります。
年齢にもよるかもしれませんが、少なくとも平均的な回数を超えると悪い印象を持たれ、採否に悪影響を与えると思っておいた方がいいでしょう。

協調性や忍耐力がないと受け取られ、あるいは、職場に必要とされない人物であるというイメージを強く抱かれてしまうことが、その理由。
確かに、転職を繰り返す人は医師でなくともこのような印象を企業や人事担当者に持たれてしまうことが多いです。

ただ、1度も転職経験のない医師が転職をする分には、悪いイメージを持たれることはほとんどありません。
面接などで退職理由や転職理由を聞かれた時にどう答えるのかにもよりますが、そこで自らのキャリアプランを明確に持っていることを示し、そのためには転職しか手段がなかったと伝えることができれば、むしろ良い印象につなげることもできるでしょう。

転職回数にあまりこだわらず未来を見ながら転職活動を行う

あまり転職回数にはこだわらないことです。
すでに何度も転職をしている人は、今更その回数を減らすことはできません。
どうしても転職せざるを得なかった事情をもつ医師もいるでしょう。

大事なのは、応募書類や面接で自らの経験とスキルをアピールし、応募先医療施設の求める人材とマッチしていることを示すこと。
これができれば、最初は転職回数の多さに不信感を持たれていたとしても、徐々に理解し、その経験やスキルの部分に着目してくれるようになるでしょう。

過去よりも未来を見ながら転職活動を行うこと、それが成功へと導いてくれることだけは間違いありません。